情報セキュリティ研修、標的型攻撃メール訓練 導入事例|株式会社タナベ
社員の情報セキュリティに関する意識向上を目的とした外部講師による研修と標的型攻撃メール訓練を実施 導...
鈴木 慎也
情報セキュリティ事故対応演習を提供
導入学校:学校法人三木学園 白陵高等学校様
白陵高等学校は、兵庫県姫路市に位置する中高一貫の進学校で、全国屈指の大学進学実績を誇る伝統校です。「質実剛健・自主自律」を校訓とし、学力だけではなく人間力も重視した教育を実践しており、卒業生は医療・法曹・産業界・学術研究など幅広い分野で活躍しています。1年生200名に、情報セキュリティ事故対応演習を受講いただきました。
目次
情報社会で責任ある行動を取るためには知識を身に着けるだけではなく、自ら考え判断し結果に責任を持つ力が必要です。生徒同士で議論しながら進める事故対応演習は、主体性を持つきっかけとなる研修だと判断し、生徒達に受講させることにしました。
2022年度から高校で必修化された情報科の科目である「情報Ⅰ」で学習する用語を用いて構成されたシナリオにそって演習が進行します。シナリオはウイルス感染やSNSでのトラブルなど身近で発生する可能性の高い情報事故に対して、複数の選択肢から最適な行動をチームで議論して選びます。最終的に損害額の多寡で順位を競います。
先生方の声
・生徒同士で議論しながら選択する演習だったので、生徒の自主性を育むことができたのは素晴らしかった。
・生徒たちは真剣な眼差しでカードを手に取り、仲間と意見を交わしながら次の一手を考えていた。
受講者の生徒の声
・実際に家庭内で生じうるネット上のトラブルについてチームごとに楽しく学べる機会でした。
・正しい行動を選べば被害を最小限に抑えられ、誤った判断をすると「ペナルティカード」として被害額が加算されていく仕組みが面白い。
・最終的に被害額の少なかったチームを目指すことが面白かった。
・単なる座学ではなく、リアルな判断体験を通して「情報セキュリティとは何か」「なぜ大切なのか」を理解する時間となった。