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門井 陽亮
NCOがリスクアセスメント自主学習用コンテンツをリリース
2026年3月11日、国家サイバー統括室(以下、NCO)はリスクアセスメントを自主学習するための教材として「リスクアセスメント実践ラーニングキット~自己学習、研修教材」を公表した。
リスクアセスメントとは、情報資産に対する脅威・脆弱性を特定し、それが現実化した場合の影響度と発生可能性を分析・評価する一連の活動を指す。
NCOは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会で作成した実施手順を基に、大規模イベントや平時における情報セキュリティ確保に向けた事業者等による自律的なマネジメント促進への活用を目的として、「機能保証のためのリスクアセスメント・ガイドライン」を策定しており、今般自主学習用コンテンツとしてリリースした。
リスクアセスメントの重要性と必要性
情報通信技術の進展により、サイバー攻撃やシステム不具合による被害が深刻化するなか、企業においては情報セキュリティを重大な経営戦略として位置付ける必要がある。
一方、いざ情報セキュリティ対策を講じる際には、その実施範囲や程度には限度がないばかりでなく、行き過ぎた対策は業務の効率性を低下させることになる。
事故防止だけでなく、各種法令や規格・社会的要求を果たすことで、ステークホルダーへの説明責任を果たすためにも、重要なリスクを見極め、効果的・合理的な対策を行うことが求められる。
リスクアセスメントの現実的課題
リスクアセスメントの重要性は既に多くの企業に認識されており、情報セキュリティ基本方針にもその実施が記載されることが増えている。
一方、リスクアセスメントの手法には既に運用実績を有するものが多数存在し、唯一解がないため、企業がリスクアセスメントを実践する際には自組織に最適な手法を選択する必要がある。
NTT Risk Managerは、業種業態に応じたリスクアセスメントについてノウハウを有しており、アセスメントの結果として確認できた課題への解決策まで提案が可能である。自主学習に限界を感じた際には専門家に相談することも検討されたい。
出典:国家サイバー統括室 みんなで使おうサイバーセキュリティ・ポータルサイト
https://security-portal.cyber.go.jp/guidance/nco_risk.html