2025 年 8月 7日
株式会社 NTT Risk Manager
株式会社NTT Risk Manager(代表:一ノ瀬 勝美、本社:東京都新宿区、以下「NTT Risk Manager」)は、コンサルティング事業において「高校生向け情報事故対応演習(カードゲーム形式)」の取り扱いを開始しました。
1. 本取り組みの目的と概要
近年、スマートフォンやSNSの普及により、高校生が情報漏えいやサイバー犯罪などのリスクに直面する機会が増加しています。さらに、2025年度より「情報Ⅰ」が大学入学共通テストの対象科目となり、情報リテラシーや情報セキュリティに関する正しい知識の習得が一層重要視されています。こうした背景を踏まえ、当社は高校生向け情報事故対応演習の提供を開始しました。
本サービスは、これまでビジネス向けに提供していた事故対応演習を高校生向けの内容にアレンジし提供するもので、カードゲームの形式を採ることで生徒が楽しみながら実践的な知識と対応力を身につけられる内容となっており、従来の講義・授業形式による情報セキュリティ研修等と比較して生徒のより能動的な参加姿勢を誘発することが期待できます。
教育機関や自治体と連携し、全国の高校への導入を推進することで、青少年の情報リテラシーおよび情報セキュリティ意識の向上に貢献してまいります。
2. 提供形式と想定効果
コンピュータウイルス感染等の情報セキュリティ事故に遭遇した際に、具体的に取るべき対策を選択しその選択結果に応じて被害結果が明示される演習をカードゲーム形式で提供します。自身の選択により被害結果が変化するため、実際の情報事故を疑似体験でき、我が事化することで学習効果を高める効果が期待できます。
・演習時間:50~90分程度(演習前後の解説を含みます)
・演習進行イメージ:1グループ6名程度のチームを組み、発生する情報事故事象に対してチーム単位でディスカッションしながら対処策を選択していきます。演習終了後、選択した対処策に応じた被害結果を定量的に表示します。
<提供開始日>
2025年8月
3. 本件に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社 NTT Risk Manager
メール:risk-manager-info-ml@east.ntt.co.jp